少子高齢化社会を背景に、年金の受給開始年齢の段階的な引き上げや、個人のライフプランが変化する中、労働市場も大きく変化してきております。
当社では、会社の更なる成長に資する人材の確保と社員の生活基盤の安定を目的として、有期雇用契約社員の無期雇用への転換制度（エリア社員）の導入、および様々な専門性を持ったシニア層の更なる活躍を図るとともに、社員が６０歳以降も安心して働けるよう、定年年齢の６５歳への引き上げをおこないました。
【無期転換制度の概要】
- 有期雇用契約社員を対象とした転居を伴う異動のない勤務地限定正社員制度を導入する。
- 給与体系の見直しを図り、諸手当についても正社員と同様の取扱いとする。
- 賞与、退職金支給について新たに制度化する。
- 福利厚生について正社員と同様の取扱いとする。
【定年延長の概要】
- 定年年齢を６０歳から６５歳に延長する。
- 社員がライフプランに合わせ６０歳、６３歳の定年を選択できる。
- 既に定年し再雇用契約となっている社員は、希望により正社員に復帰できる。
- ６０歳以降の賃金水準は、６０歳到達時の賃金の８０％程度となるよう設計する。
- 定年延長と同時に７０歳までの再雇用制度を導入する。
当社は、今後も継続して事業を発展させるために、勤務地限定正社員（エリア社員）およびシニア層が活躍できる働き方の多様化を推進するとともに、全ての社員の能力を最大限に発揮し、社会に貢献できる企業となるよう取り組んでまいります。
以 上
